学校で勉強しているのになぜ学習塾に通う必要があるのか、学校と学習塾の違いはなんなのか、疑問に感じる人もいるでしょう。
双方の共通点は、先生が勉強を教えてくれる場ということです。
ただ一番の違いは、学校には文部科学省によって定められた「学習指導要領」があることでしょう。
学習指導要領では、学校が生徒に教えるべき内容が決められています。
また学習時間、スケジュールなど学校の運営についても決められていて、学校と名乗る以上それに従って運営する義務があります。
学習塾にはそうしたものはありません。
あくまでも民間企業が運営するもので、国から制限を受けることはありません。
学校教育はなぜ画一的なのか、塾はなぜ教育理念も指導方針も幅広いのかは、こうした背景によるものです。
大きな違いとして現れるのは、授業スタイルと勉強の質でしょう。
利用する側が自由に選べる選択肢に幅があるのも、こうしたことがベースにあるからです。
もちろん学校教育のメリットは、すべての生徒に限りなく平等な教育を施すことができることです。
学習塾では一人ひとりに合わせて多種多様な教育を施しますが、そもそも考え方が異なるためどちらがどうとは一概に言えません。
ただ、子ども一人ひとりのポテンシャルを引き出し個性を活かす教育を行うなら、やはり塾のほうが一日の長があるでしょう。
是非、持てる才能を開花させるために、意欲をもって塾を利用してください。